戦艦島上段北西部は、戦艦建造の要所である。
バンゲリングベイ最強最凶の難物である戦艦の攻略こそが、このゲームの醍醐味ともいえる。
それはこのゲーム唯一の「移動する砲台」という存在であり、
そして自軍空母を一瞬で粉砕するその破壊力は悪魔的でかつ、破壊を持ってしか阻止出来ない為だ。
しかしその凶悪な存在は、同時に格好の獲物であり最高の嗜好対象物でもある。
ゲーム進行上の目標として破壊するという必要は無く、
その気になれば無視し続けても任務完了できるというのが嗜好度の高まる理由である。
つまり、唯一の「狩る対象物」存在なのだ。
大日本帝国の誇る不沈艦「大和」をもってしても組織的ヒットアンドウェイの戦略爆撃の前には屈したという歴史がある。 戦艦攻略はこの一手に限るという好例だろう。 まず戦艦の船尾から接近することが大事だ。砲台は船首にのみ設置され船尾接近物への即時対応力は薄い。 又、船尾と船首には爆撃判定が薄く、そのかわり右舷左舷の甲板は爆撃に対して敏感であり多少の距離があっても有効爆撃は可能である。 戦艦唯一の攻撃力であるミサイルは撃墜可能である為、ミサイルとの正面衝突を懸念する場合はシューティングすると良い。 それでは、武運を祈る。
これくらいの距離でも爆撃は有効である。
戦艦の後ろから回りこんで爆撃を行う。
奴は神ではない。不沈艦ではないのだ。
戦艦島の軍事工場は中央部にあり、防空配備は充実している。
工場爆撃はこのゲームの手順である。目的は工場の破壊だ。 だか爆破には数々の手順と時間がかかり、破壊するというより破壊に至ったという表現のほうが適切なほど工場地の防空設備は硬い。 ましてや制空権が取れていない要地へのヘリ爆撃など、本来は自殺行為とも言える作戦行動と言えよう。 そんな劣勢の中での爆撃には必ず秘訣がある。 まずは周辺設備の破壊、特に砲台の破壊は必須だ。よくある殉職地は以外にも島周辺であり、それは工場爆撃中にダメージを受け退避行動に移行した時、 島周辺にある砲台のミサイルによって撃墜されるからである。
又、爆撃行動は速やかに行いそしていつでも飛び立てるように注意しなくてはいけない。
爆撃中のヘリなど戦闘態勢中のジェット機から見れば的のようなもの。あっさり打ち落とされて当たり前の存在である。
工場にはその箇所ならではの役割があり、軍艦島は軍船建造を役割としている。序盤に叩けば戦艦建造はもはや不可能となろう。
つまり、戦艦を嗜好するマッドパイロッドであるならば、この島の工場を最後に、命と家族を愛する者なら真っ先に、というのが第二の秘策である。
作戦の性質上、現場判断は最優先されている。その意味をよく考えたまえ。
砲台攻略はHit&Way
一撃離脱。
爆撃中は戦闘機襲来の危険性を伴う。
根気をもって爆撃する。必ず破壊するのだ。
戦艦島南部は、レーダーや砲台の密集地となっている。
島周辺設備でよく目に付くレーダーには「空母破壊」と「戦闘機召集」の二つの役割が存在する事が判明している。
特に空母破壊の目的では、レーダー範囲内への空母進入が感知された途端に爆撃機二機が自動的に呼集される仕組みである事がわかっている。
工場破壊後の島湾岸のレーダーに関しては、徹底した破壊を癖付けるべきだろう。
又、空母攻撃の爆撃機は必ず二機体制で来るが、時折飛来する爆撃機の中に空母爆撃へ向かう途中のものとはち合す事がある。
あまりにも直進が目立つピンクの機体がそれであり、肉眼確認後は速やかに落とすべし。
戦闘機に関しては逃げが最も有効だが、チェイサー化した戦闘機は落とさない限りいつまでも付きまとって来る。その見切りをおろそかにしてはいけない。
が、相手は機械仕掛けの戦闘要員であり行動を読む事は容易い。
敵戦闘機の性質として特異なものに、ミサイルは肉眼視野上に一発ずつしか放てないというものがある。
逆に戦闘機穂先に目標がある場合は連射してくる特徴も併せ持つ為正面対決では勝負にならない反面、一発打たせれば穂先が一番の安全箇所ともなる。
軍事力で劣勢に立つ我が軍の主力は知恵である。未知の存在ともいえど相手は機械だ。血を流す生身の我々の、知恵と勇気と誇りとを思い知らせてやろう。
空母は以外と脆い。脱兎のごとく急げ。
爆撃機は常に2マンセルで来る。
爆撃突入ルートは単純。読んで打ち落とせ。