ジャッキーチェンが好きかブルース・リーが好きかという問いは、お年お幾つですか?と聞いているようなモンだと思う。 僕は断然ジャッキー派で、蛇拳は飽きるほど見ても飽きなかったほど大好き!そんな子だったから「イーアルカンフー」にハマるのも当然! 特に三角飛びをキメるのが大好きで、とってもアクションスターなこの戦法を使いまくってます。
 当時中学生だった僕はこの技がキマるたんびに「どうだ!」とか何とか言って、友達とはしゃいでいたと思うなぁ。 で、この技が一番当たりやすいのが5週目の棒使い。もう彼が出てくるのが楽しみでしょうがない。何度でも戦ってあげたいくらい!

 このボスとの一騎打ちはイーアルカンフー最大の山場。安全な登りとび蹴りで倒しちゃぁもったいないんだ。 ここは真正面に立ってボスの得意技を待ち構え、正拳突きと上段蹴りの二択を瞬時に見分けてタイミングよく叩き込み、そして間髪入れずに追い討ちの足払いを出して追撃をしっかりと狙わなきゃ!
 ちょっとでも油断したらボスの総攻撃をくらってあっというまにボッコボコにされてしまうから、一時の気も緩められす最後まで気合をいれてなきゃいけない。 熱いぜ。やっぱり最後はこうでなくっちゃ! 
 神業的な見切りでボスの上段必殺技をとび蹴りで撃墜し、ついでにドラを蹴っ飛ばすぜ!

 演舞はやっぱりカッコよくなくっちゃダメさ。足払いなんてヤボな事してちゃ興ざめしちゃう。やっぱ立ち足払いで下段の扇子を叩き落すからこそ強そうに見えるってもんさ。 飛んでくる中国刀も待ち構えて落とすのではなく前に歩きつつカウンター気味に拳を叩きつけて落すのがいいのさ。
 極めつけはラストの上段扇子を鮮やかな飛びけりで真っ二つにしてキメる。 これだよ、コレ。イーアルカンフーはゲームじゃない。ジャッキーが戦ってるんだ。カッコよくなくっちゃジャッキーじゃない。 常に違う倒し方で敵を次々となぎ倒し、トリッキーでスピーディでパワフル。やっぱこうでなくちゃダメさ。