■観光ガイドブックはアテにならない

観光ガイドの本を持って行きはしましたが、結局一番良かった場所は観光ガイドに乗っていない、セーヌ川の夜の川辺でした。 それは現地のフランス人に教えてもらった場所で、他にもいろいろと名所を紹介してもらいましたが、その殆どが観光ガイドに乗っていない場所や、ガイドではサラッとしか取り上げていない場所ばかり。
でも、そーいう所のほうがグッと来ます。ガイド片手に歩いても、パリの上澄みをさらっているだけなんだなと感じました。

フランス人は気さくで礼儀に厳しくてまじめ、というのが僕の印象です。 ガイドブックではその辺りの話はあんまり無かったり、治安ばかり取り上げて不安にさせていますが実際はそんな事無いです。
それと、差別感も特に感じないです。僕への扱いと、他の客への扱いにあまり差があるとは感じないです。 逆に言葉がわからない僕に対して、よくここまで接してくれるもんです。 日本にいて、外国人と接している自分の気持ちと比べると、ほんと君達凄いね。って思っちゃう。
ただ、言葉がわからない奴を相手にする面倒臭さも全面に出してきます。手間のかかるお願いをする時くらい、仏語で話せよ!みたいな顔をするので一目瞭然。 ま、語学を覚えずに出かける自分が悪いと思ってあきらめました。

ほんと語学は大事です。僕に対してまじめな顔して話しこんでこようとする人か何人か居たので、ちゃんとお話してきなくてごめんって、本気で申し訳無い気持ちでした。 少しぐらい、話せるようになってから出かけた方が良いです。
スーパーとかちょっとした所でも急に話かけてきますから、パリでは人とのふれあいを重視した旅にする事をオススメします。

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